調理法だけでこんなに変わる!?残り物でも喜ばれる食事介助の献立を紹介します


食事介助を行う際に、利用者の飲み込む力が弱くなっていたり、味覚がにぶっていると感じることはありませんか?

施設などで提供する介護食では、食事を思う存分楽しめなくなっているご利用者も、あなたがお勤めの施設にいるのではないでしょうか。利用者には、食べる意欲をしっかり持って、毎日の食事の時間を楽しみにしていて欲しいですよね。

食事をおいしく食べて栄養をとることで、病気の予防や、病気から回復する力がついてきます。しかし、実際に施設で働く職員は、日々の業務に追われて、食事の準備といってもなるべく簡単なものを!と、気がつけば、毎回同じような献立になっていることも多いことでしょう。時間がかからず、限られた材料の中で、美味しくて栄養がある食事を提供していくために、参考となること間違いなしのレシピをご紹介します。献立に迷った時は、ぜひお役立てください!

1.モロヘイヤを使った卵の炒め物 (調理時間:約10分)
egg

参考:http://cookpad.com/recipe/1208447

モロヘイヤには、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価の高い野菜として知られています。体に必要な栄養を、バランスよく取れるので、積極的に食事に取り入れたいですね。

また、モロヘイヤは刻んだり、すりつぶしたりすると、粘りの成分が出てきます。この粘りを生かして、とろみが必要な利用者の食事にも活用できるのではないでしょうか。

材料(1人分)

材料 分量
モロヘイヤ(葉の部分) 1/2束
1個
ショウガのみじん切り 1/4片
長ネギのみじん切り 1/8本程度
小さじ3/4

調味料(1人分)

材料 分量
醤油 小さじ2/3弱
砂糖 小さじ1/4弱
大さじ1
片栗粉 小さじ1/2

作り方

1.調味料を混ぜ合わせます。卵はボウルに溶いておきましょう。
2.フライパンに半量の油を熱して、卵を流し入れていり卵を作り、いったんフライパンから取り出します。
3.2を取り出したフライパンに残りの油を足して、ショウガ・長ネギを炒めて、香りが出たらモロヘイヤを入れて軽く混ぜ合わせ、卵を再びフライパンに戻します。
4.調味料を回し入れて、全体に絡めたら完成です。

2.キャベツを使ったマイタケといり卵のサラダ(調理時間:約5分)

salad

参考:https://kenko.cookpad.com/recipes/7975

時間をかけずに余っている食材を活用できるレシピです。調味料のお酢は、お好みで多めに入れても美味しくなります。他にも様々な野菜を追加することでボリュームが増して、彩りも良くなり、利用者の食欲も増すことでしょう。

材料(1人分)

材料 分量
キャベツ 1/2枚
マイタケ 1/6パック
1個

調味料(1人分)

材料 分量
中華だし 小さじ1/3
サラダ油 小さじ1/2
小さじ1/4弱
コショウ 少々

作り方

1.キャベツは2cm幅のざく切りにして、電子レンジで3~5分加熱します。加熱後、手でギュッと絞って水分を飛ばします。
2.マイタケは小さめに手でさいて、電子レンジで2分加熱します。
3.溶いた卵に塩を少々、砂糖を小さじ1で味付けをして、フライパンでいり卵を作ります。
4.すべての食材を3のフライパンに入れて、調味料で味付けをして完成です。

3.にんじんを使った根菜の酢豚風煮物 (調理時間:約20~30分)
subuta
参考:https://kenko.cookpad.com/recipes/8782

根菜のごろごろとした食感が腹持ちをよくします。食べすぎや間食の防止にも良いでしょう。煮物が好きな利用者も多いと思うので、慣れ親しんだ味を取り入れるのも食事を楽しめるきっかけになるのではないでしょうか。

材料(1人分)

材料 分量
豚ももブロック(脂身なし) 70g
サツマイモ  1/6本
れんこん 30g
にんじん 1/4本
片栗粉 小さじ1
小さじ1/2

調味料(1人分)

材料 分量
醤油 小さじ1/2
みりん 小さじ1/2
砂糖 小さじ1/3
小さじ1

作り方

1.根菜をすべて乱切りにします。れんこんは酢水に、サツマイモは水につけてあく抜きをします。
2.れんこんとサツマイモを水から上げてにんじんと一緒に器に入れてラップをして電子レンジで4分ほど加熱します。
3.お肉は、一口大に切ります。ビニール袋に片栗粉とお肉を入れて、シャカシャカとビニール袋を振って粉をまぶします。
4.フライパンに油をしいて、お肉の両面を焼きます。お肉が焼けたら、フライパンに根菜を入れます。
5.ある程度炒めて、まだ根菜が固い場合は、中火にしてふたをし、火が通るまで蒸し焼きにします。
6.調味料をすべて合わせて、根菜に火が通ったところに調味料を入れ、具に絡んだら完成です。

4.もやしを使ったとろみ炒め (調理時間:約10~15分)
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参考:http://cookpad.com/recipe/2587930

もやしを使った炒め物です。とろみを出すために、「作り方の5」の工程で調味料を混ぜるときに、沈殿している片栗粉もしっかり混ぜ合わせることがポイントです。とろみがつくことで高齢者にも食べやすくなるでしょう。

材料(1人分)

材料 分量
小松菜 1/8束
もやし 1/8袋
にんじん 1/8本
しめじ 1/6パック
ツナ缶 50g
小さじ3/4

調味料(1人分)

材料 分量
小さじ1/3弱
大さじ1
鶏がらスープの素 小さじ1/3弱
少々
粗びきコショウ 少々
片栗粉 小さじ1/3

作り方

1.小松菜は5cmの長さに切り、にんじんは細切りに、しめじは小房に分けます。
2.調味料を合わせておきます。
3.フライパンにツナ缶の油を中火で熱して、にんじんを加えて炒めます。
4.にんじんに火が通ったら小松菜のくきの部分、もやし、しめじを加えて炒めます。しんなりとしてきたら小松菜の葉の部分とツナも加えます。
5.調味料を一混ぜして、4に加えて全体をざっくりとかき混ぜます。とろみがついたら完成です。

5.たまねぎを使ったさばと彩り野菜の黒酢あんかけ

saba

参考:http://cookpad.com/recipe/3436406

さばは、血液中の中性脂肪やコレステロールの量の調節を助ける働きがある不飽和脂肪酸の豊富な魚です。あんかけに使用する黒酢でコクが増して美味しく栄養をとることができます。

材料(1人分)

材料 分量
さば 80g
塩コショウ 少々
小麦粉 小さじ1
ピーマン 2/3個分
にんじん 1/8本分
たまねぎ 1/8個
片栗粉 小さじ1
小さじ1
ごま油 小さじ1/2

調味料(1人分)

材料 分量
黒酢 小さじ1
砂糖 小さじ1
醤油 小さじ1/2
鶏がらスープ(顆粒) 小さじ1/4弱

作り方

1.にんじんとピーマンを千切りに、玉ねぎを薄切りにします。
2.さばを2cm幅に切り、両面に塩コショウを少々ふりかけて、小麦粉をまぶします。
3.片栗粉と水を合わせて水溶き片栗粉を作ります。
4.フライパンにごま油を入れて中火で熱して、さばを両面きつね色になるまで焼き、お皿に盛りつけます。
5.フライパンの油をキッチンペーパーで軽くふき取り中火で熱し、野菜を軽く炒めて酒を加えて、ふたをして3分蒸し焼きにします。
6.5に調味料を加えて、煮立ったら水溶き片栗粉を加えて混ぜます。とろみがついたら、盛りつけたさばの上に、調味料を加えた野菜をかけて完成です。

終わりに

食事介助を行う際、皆さんはどんな献立を出されていますか?もし献立に迷った時には、今回ご紹介させていただいたレシピを参考にされてみてはいかがでしょうか?

同じ食材でも、調理方法を変えたり、とろみをつけたりするだけで、変化を加えることができます。余った食材も一工夫して喜ばれる食事介助をしていきましょう。

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